老ライオンの穏やかな日々 [神戸市灘区]
前回に続いて灘区の阪神沿線、今回は西灘公園の紹介です。
前回の岩屋公園から西灘駅の南側を大阪方面(東)へ、
国道2号を越えてしばらく進み、グラウンドを過ぎると、
そこには2頭の「猛獣」が佇んでいます。
ライオン
だいぶ古びてます。老ライオンといった雰囲気です。
元々は色が塗られていたのでしょうか。
すっかり色落ちして白髪、いやホワイトライオン状態です。
首周りに汚れが付着しているのが哀しい。
サイ
こちらも同じく老朽化が進んでいます。
耳の部分が折れて欠損しているのが痛々しい。
鼻先にある自慢の角は元々無かったのでしょうか。
ところで、ライオンの雄といえば、立派なたてがみをたくわえ、
群れのリーダーとして複数のメスたちを率いる
偉大な「百獣の王」といったイメージがあります。
そんなオスライオンも、実は自然界では決して気楽な人生ではなく、
年老いて衰えた後は、若いオスとの争いに敗れると
群れから追い出され、最後は孤独に野垂れ死んでしまうそうです。
一方のサイも、大きな体に硬い皮膚や角を持つ強い動物なのですが、
近年は人間による開発や角目当ての密漁により絶滅の危機に瀕しているそうです。
でも、この公園のライオンとサイは、
年老いた今も、のんびり穏やかな日々を過ごしているようですね。
春に訪れたとき、シロツメグサに囲まれて。
ふと「ジオジオのかんむり」という童話を思い出しました。
もちろん、まだまだ現役です。長く残してほしいですね。
クジラ?
こんなのもいました。これまた年季が入ってます。
ちなみに、この公園、敷地がとても細長いのですが、理由がありまして、
1967年(昭和年42年)に国道43号建設工事に伴ってルートを変更した
阪神電車の 西灘駅~石屋川駅の線路跡(元々大石駅があった付近)が
公園になっているのです。
そんな西灘公園は、古いコンクリート動物が残り、
哀愁とほっこりが味わえる公園でした。
今回の動物生息地:神戸市灘区大石北町 西灘公園
前回の岩屋公園から西灘駅の南側を大阪方面(東)へ、
国道2号を越えてしばらく進み、グラウンドを過ぎると、
そこには2頭の「猛獣」が佇んでいます。
ライオン
だいぶ古びてます。老ライオンといった雰囲気です。
元々は色が塗られていたのでしょうか。
すっかり色落ちして白髪、いやホワイトライオン状態です。
首周りに汚れが付着しているのが哀しい。
サイ
こちらも同じく老朽化が進んでいます。
耳の部分が折れて欠損しているのが痛々しい。
鼻先にある自慢の角は元々無かったのでしょうか。
ところで、ライオンの雄といえば、立派なたてがみをたくわえ、
群れのリーダーとして複数のメスたちを率いる
偉大な「百獣の王」といったイメージがあります。
そんなオスライオンも、実は自然界では決して気楽な人生ではなく、
年老いて衰えた後は、若いオスとの争いに敗れると
群れから追い出され、最後は孤独に野垂れ死んでしまうそうです。
一方のサイも、大きな体に硬い皮膚や角を持つ強い動物なのですが、
近年は人間による開発や角目当ての密漁により絶滅の危機に瀕しているそうです。
でも、この公園のライオンとサイは、
年老いた今も、のんびり穏やかな日々を過ごしているようですね。
春に訪れたとき、シロツメグサに囲まれて。
ふと「ジオジオのかんむり」という童話を思い出しました。
もちろん、まだまだ現役です。長く残してほしいですね。
クジラ?
こんなのもいました。これまた年季が入ってます。
ちなみに、この公園、敷地がとても細長いのですが、理由がありまして、
1967年(昭和年42年)に国道43号建設工事に伴ってルートを変更した
阪神電車の 西灘駅~石屋川駅の線路跡(元々大石駅があった付近)が
公園になっているのです。
そんな西灘公園は、古いコンクリート動物が残り、
哀愁とほっこりが味わえる公園でした。
今回の動物生息地:神戸市灘区大石北町 西灘公園