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諏訪山動物園の記憶 [神戸市中央区]

神戸市中央区にある諏訪山(すわやま)は、
金星台「ビーナスブリッジ」からの夜景が人気の眺望スポットですが、
かつてここには動物園がありました。

「諏訪山動物園」は1928年(昭和3年)に開園、
1951年(昭和26年)に王子動物園へと移転されるまで、
神戸市民の憩いの場として親しまれていました。
諏訪山動物園の跡地は、現在も公園になっています。
そんな現在の諏訪山で見つけた「動物」たちです。

リス
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大きな頭に小さな手足が可愛らしい。
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大きな木の実?を抱えてます。

ラクダ
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こちらもキャラっぽいデザインです。
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目を閉じて、おすまし顔です。

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いつ頃設置されたのでしょうか。
表面が破れて痛々しい状態でした。
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多数の動物が飼育され人気を博した諏訪山動物園ですが、
戦時中には、たくさんの罪のない動物達が処分されました。
戦後再開した動物園ではインドゾウの諏訪子が人気者に。
1951年の王子動物園への移転に際して、
大きすぎてトラックに乗れないゾウ達は道路を歩いて引っ越ししたそうです。

諏訪山動物園の痕跡や記憶は失われてきても、
今も諏訪山公園で日々子ども相手に奮闘する動物たちでした。


今回の動物生息地:神戸市中央区諏訪山町 諏訪山児童公園

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