獣選が渋い！古寺のコンクリ動物トリオ

JR住吉駅から山側に歩くこと数分
古寺公園は住宅街にある落ち着いた雰囲気の公園です。

ここでは３頭のコンクリ動物が並んでいるのを見ることができる

東灘区でも貴重な公園動物生息スポットです。

イノシシ

元々薄緑色に塗られていたのでしょうか。

色あせて、いい具合のまだら模様です。

ラクダ

こちらも年季が入っています。

顔の上面の塗装が剥げていて少し痛々しいですね。

サイ

体型も体勢もいいですね。

なかなかの良デザインだと思います。

それにしても、この獣選（動物のチョイス）
選
なんとも地味な渋い組み合わせですね。

近年新たに設置されるのは
可愛らしい系デザインの動物がほとんどなので、
こういった古いコンクリ動物ならではの獣選のセンス
個人的には大好きです。


今回の動物生息地：神戸市東灘区住吉本町１丁目　古寺公園

タグ：イノシシ ラクダ サイ 公園 遊具

クジラも馬も同じくらい魚でない【クジラ構文】

前回のイスガメ＆謎獣のすぐ近く、
ＪＲ西宮駅の近くの住宅地の公園です。

動物発見

あまり見ない組み合わせです。

クジラ

クジラというだけあって大きめサイズ

両サイドの板の間にイスがあるタイプです。

ウマ

持ち手がそのまま足置きまでつながっているデザイン


一見つながりのない変な組み合わせですが、
どちらも哺乳類なんですね。
って・・・なんかこれ聞いたことあるな・・・

調べてみると、
「クジラ構文」とか「クジラの公式」とか言われている
英語の比較級表現がありました。
そうそう、大昔、受験生の頃に悩まされたっけ。

●A whale is no more a fish than a horse is.
（クジラが魚でないのは馬が魚でないのと同じだ／クジラは馬と同様に魚ではない）

●A whale is no less a mammal than a horse is.
（クジラが哺乳類なのは馬が哺乳類なのと同じだ／クジラは馬と同様に哺乳類だ）

いつも例に出されるのがクジラと馬なんですよね。

英語はともかく、この公園でも、
クジラは魚でなくて哺乳類なんだということを
子どもに教えた親がいたかもしれませんね。

ところで、クジラくん、ちょっと斜めってますね。


今回の動物生息地：西宮市神明町　神明公園

タグ：公園 遊具 馬 クジラ クジラ構文

イスガメと謎の獣

今回は
阪急西宮北口駅からＪＲ西宮駅まで散策した際に見つけた
動物たちです。

住宅街の小さな緑地を通りかかると、
おっ　スイング動物が居るのが見えました。


手前の動物が気になるところですが、
まずは

おなじみイスガメ



そして・・・

これは、いったい・・・

ヒツジ？　ヤギ？　イヌ？　
それともモチーフとなる特定の動物はない？
製品として調べれば正体は分かると思いますが、謎の動物です。


近所の子どもたちは
この動物に乗って遊ぶときに、何と呼んでいるのでしょうか。


今回の動物生息地：西宮市神明町　神明緑地

タグ：動物 亀 遊具 公園 謎

ニシキタのイスガメたち

今回も西宮市
阪急電車西宮北口駅の北東エリア
西北の北東（ややこしい！?）
に生息するカメたちをご紹介します。

阪急今津線の線路沿いの小さな公園

カメ

おなじみ
シンプルデザインのスイング亀です。

相方はバイク

カメは小さな子どもでも落っこちないように
しっかりした椅子になっています。

ちなみに、このイスガメとバイクのペアはよく見られる組み合わせで
これまでにも２回登場していますよ。
・生田川の動物たち〜その１〜（2022.3.22）
・亀の引退と馬の着任～スイング動物の新旧交代（2022.5.22）
カメ→年少児向け
バイク→年児向け　として、
セットで設置されがち　ということなんでしょうね。


続いては、
この地区では最大の高木公園

ここにもイスガメがいましたよ。

ここでのカメの仲間は

やはりバイク

そして恐竜（ティラノ風）

なかなか奇妙な組み合せが向かい合ってます。


今回の動物生息地：兵庫県西宮市北口町　北口町２号公園
　　　　　　　　　兵庫県西宮市高木東町　高木公園

タグ：カメ 公園 遊具 恐竜 バイク

夙川に憩う動物たち

前回のつづき
さらに西へと歩くこと数分、
夙川（しゅくがわ）沿いの公園にやってきました。

おっ　何かいますね。

スイング動物たちです。

手前から　ゾウ、パンダ、（ブランコ）

ゾウ

長年この地でがんばっているようで、
水色の塗装が禿げてきていますね。

パンダ

ゾウより塗装がきれいで新しそうです。
最近に先代動物からの交代があったのかもしれませんね。

穏やかな冬の午後

ゾウやパンダで遊ぶ子どもの姿はありませんでした。


夙川の河川敷は公園緑地としてきれいに整備されています。
桜の名所としても有名で花見シーズンには大いに賑わいます。

この日は都会の住宅街を流れる小さな川に暮らす
鳥たちの姿を見ることができました。

アオサギ


シラサギ（コサギ）


カルガモ夫妻


サギとカモ

詐欺の'カモ'になってはいけませんが、
うまく共存しているようですね。（なんのこっちゃ）


今回の動物生息地：西宮市松下町　夙川河川敷緑地（夙川公園）

タグ：カルガモ サギ ゾウ パンダ 夙川

冬の花咲く公園でアイドル動物休息中

前回の西宮神社から西へ少し歩いたところ

公園にスイング動物が２頭並んでいるのが見えます。


お、これは

アイドル動物コンビですね。

パンダ

コアラやゾウとコンビを組んでいることが多い
スプリングタイプのパンダです。

ラッコ

こちらはロッキングタイプでパンダより大型です。
実世界ではパンダの方が大きくなりますが、
公園動物では気にしないところです。


製品タイプが異なり、ラッコの方が古びているので
設置時期が異なるのでしょうか。
誰もいない公園でしばし休息中の２頭です。

冬の公園をサザンカ（？）の花が彩ります。

この公園には桜の木もありました。
春には満開の桜と動物の風景を見に来たいですね。


今回の動物生息地：西宮市市庭町　市庭公園

タグ：パンダ ラッコ 公園 遊具

西宮えびすの縁起もの動物たち

西宮市にある西宮神社
えびす神社の総本社です。
１月の十日えびすの朝に行われる「福男選び」でも有名ですね。

石橋の手前にお魚がいます。

えべっさん（恵比寿さま）と言えば、

やっぱり鯛ですね。

池にも生き物たちの姿が見えます。

ハトさんと、その後ろには

アオサギが佇んでいました。

カルガモ夫妻（？）も浮かんでいます。

池の中には白い鯉が泳いでました。

都会の小さな池で共存して暮らす動物たち
ハトやコイは言わずもがな、
アオサギやカモも一説には縁起が良い鳥なのだそうです。

この日は十日えびすの前日

境内は十日えびすの縁起物を売る屋台が軒を連ねて
せっせと開店準備中でした。


今回の動物生息地：西宮市社家町　西宮神社

タグ：カルガモ えびす 鯉 西宮神社 鯛 サギ

御影公会堂に暮らす２羽の鶴

新年一発目、縁起の良い動物からスタートです。

正月晴れに映える立派な建物、
神戸市東灘区にある御影公会堂（みかげこうかいどう）です。

１９３３年（昭和８年）に開館し、
戦禍や震災を乗り越えてきた歴史ある建築物で、
国の登録有形文化財にも指定されています。
現在も神戸市の公共施設としてホールや会議室が利用でき、
昭和レトロな食堂のオムライスは大人気です。

建物正面にある築山に優雅な姿を見せるのは、

タンチョウ（丹頂鶴）のペアです。

お食事中のようで、一羽は地面をついばんでます。

ツルのつがいは一生夫婦で添い遂げるといいます。
御影公会堂では結婚式も行われているので、
夫婦円満の願いを込めてペアで設置されているのでしょう。

地元の酒造会社「白鶴」の出資で建設されたことが
ここにツルたちがいる元々の所以のようです。
御影は灘五郷の１つ「御影郷」として酒蔵の街でもあります。

建物とともにツル夫妻もいつまでも残ってほしいですね。


今回の動物生息地：神戸市東灘区御影石町４丁目　御影公会堂

タグ：ツル 御影公会堂 タンチョウ

ウサギ年の終わりということで、ウサインコンビ

卯（ウサギ）年も本日で最終日ということで、
ウサギとインコが多数生息する神戸市東灘区
住吉本町公園から、当ブログ初紹介のウサインコンビです。

ウサギ

おなじみスタイリッシュデザイン

インコ

おなじみカラフルデザイン

それにしても、東灘のウサインコ
今回でいったい何組目でしょうか。


同じ方向を向いて縦列で並んでますが、

少しずれた配置がいいですね。

ウサギとインコで
来年が跳躍・飛躍の年になりますように！


今回の動物生息地：神戸市東灘区住吉本町３丁目　住吉本町公園

タグ：公園 インコ ウサギ 遊具

わんこの仲良し友達～六甲アイランド・その２～

前回につづいて六甲アイランドです。
小磯記念美術館、ファッション美術館、神戸ゆかりの美術館など
複数のミュージアムがあるアートの島でもあります。
美術館に行かずとも、前回のヤドカリのように、
街かどには野外彫刻が４０作品以上も設置されているそうです。

今回は、そのうちの１体、
歩道脇で賢そうにお座りしている動物を見つけました。

犬

優しそうな垂れ耳です。

わんこらしく首輪に作品名をぶら下げてました。
河合隆三氏の作品「ともだち」です。

「ともだち」はどこにいるのかというと、

向かいに女の子がしゃがんでわんこを見ていました。

２体で１つの作品なんですね。
大型犬と少女の友情が感じられます。


今回の動物生息地：神戸市東灘区向洋町中５丁目

タグ：犬 六甲アイランド 彫刻